ミストスグラチョフ

モンフォーコンの農婦のミストスグラチョフのレビュー・感想・評価

モンフォーコンの農婦(1968年製作の映画)
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美しかった……90分でも観ていられる美しさだった。牛のイラスト(型に沿って輪郭をとり、そこに模様を描いていく)をノートに描いて個体識別記録してるの、かわいくて素敵だなあ。林檎がボトボト落ちる音が心地よかった。
とはいえ、田舎の美しい映像見せるだけで終わりにならないのが流石であった。「自己表現が田舎には欠けている」(ニュアンス)っていう一言で映画が締めくくられるの、すごい。余韻がすごい。