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少女ファニーと運命の旅のhoteltokyoのレビュー・感想・評価

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)
3.6
ナチス・ドイツ支配下のフランスで、山の中の林間学校に匿われていたユダヤの子どもたち。ある日、信頼していた男性からの密告により施設は閉鎖、とらわれる前に他の施設に移動しようと試みるも、周りの大人たちが次々に捕まる。知恵を振り絞り、子どもたちだけで国境を越えてスイス入りを決意する・・・そんな実話を元にした話。

ナチってるドイツ人ほど怖い人間はいない。思想による洗脳を受けた大人たちの包囲網から、ギリギリで逃げる子ども達の旅は決してファニーではない。なんと監督は『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュの奥様ローラ・ドワイヨン監督。どうりで所どころ温かみを感じるわけだ。
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