井中カエルand物語るカメ

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話の井中カエルand物語るカメのレビュー・感想・評価

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これはすでにアニメ業界の宿命でもあるのだが、その盛況とは裏腹に資金面における苦悩が叫ばれている
そのため、ネット配信やクラウドファンディングなどの様々な手段が試みてられているが、一定の効果はあれど根本的な解決には至っていないのが現状である

その中で最近目立つのが劇場版の公開である
総集編や新作映像を少し足して公開し、興行収入やソフト収入を得るものだ
もちろん、それは悪いことではない
しかし、劇場のクオリティに至っていないこともある


ガルパンは様々な工夫凝らしたコンテンツである
テレビ放送、OVA、劇場版と公開し、今回選んだのは『全6章のOVAを劇場で公開する』という形式である
OVAの映像クオリティを、劇場という最高の環境で、しかもテレビ放送のように長い物語を提供するといういいことづくめではあるが、しかしそれだけに反感の声もある


本作は映画ではない
物語として完結していない
では単なる金儲けのためなのか?
劇場で鑑賞する価値はないのか? と問われると……答えはNO

その圧倒的にこだわり抜いた音響は必ず観客の度肝を抜き、興奮させることを約束してくれる
間違いなく言えるのは、本作を最大限楽しめるのは劇場のみだろう

長々と話したが言いたいことは一言

ガルパンはいいぞ


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http://blog.monogatarukame.net/entry/garupan_Last_1_