《超・気持ちいい》
【さらにエピック】
前作の劇的演出はノリきれない所もあったが、今作はストーリーとの相性がヤバい。序盤のコメディー、中盤のサスペンス、そして壮大なクライマックスと、誇張された演出が映えまくる。
【ストーリー面白い】
今回、ストーリー自体が楽しい。先述した通り、コメディーやサスペンスパートなど魅力ある展開で全く飽きなかった。また、前作や今作冒頭からの色んな伏線が後半のドラマに効いてる。とても気持ちいい伏線回収。クライマックスへの持っていき方も素晴らしく、全ての物語が円く繋がって、そのドラマを背負って全面対決。激アツ。
【中盤、好き】
戴冠式のシーンがよかった。嫉妬に満ちた兄の顔、子を無視し続ける母の顔、鳴り渡る地響きにニヤける嫁。カオスな状況 笑。その後も、国母、国王、国父、巻き込まれるバーフバリと嫁、それぞれの交差する想いと駆け引きがネチネチ、ドロドロ。楽しい 笑。
【その他好きなシーン】
・人が刺さった木に雷が落ちる場面
・城内への人間弾丸ボンバー(このシリーズでたぶん1番笑った)
・銅像の王の顔を踏みつけながら歩く場面
すごいのは、前作からこれでもかとド派手な演出を入れ続けてるのに、クライマックスではちゃんとその上をいく所。さすが。脱帽 笑。
【総括】
壮大な作品を見たという満足感。ド派手なシリーズに相応しいクライマックス。1作目からの伏線回収も気持ちいい。エピックさも回を追うごとに快感になっていく。ラストカットも好き。鑑賞後の爽快感も最高!!