HicK

ウォンテッドのHicKのレビュー・感想・評価

ウォンテッド(2008年製作の映画)
3.7
《人生のスパルタ教科書》
〜必要とされる人材へ〜

【キャスト】
若きマカヴォイいいねー。今や「X-MEN」がハマり役だけど今作は若造と言った感じ。一方、アンジェリーナはちょっとこの役ではもったいないかなとも思う。セリフ少ないし深みがある役でもないので。クリス・プラットが出てたのには驚いた。

【展開】
中盤のフォックスが引いたタスクで驚き、その後のツイストにまた驚いた。信じてたものが一気に崩れ落ちていく展開がものすごくいい。

【人生を切り拓く】
なんか、人生の教訓的な内容だった。

「惨めな人生から抜け出したいけど、一歩踏み出したら過酷な試練」から始まり、「極限の状況に追い込まれない限り自分の能力を開花させられない」とか、

「言う通りに実行し成功すれば充実感を得られる。でも命令を下した者が悪魔だと分かった時には「正解」だったものが「間違い」に変わる。自分を測るものが何も無くなってしまう」からの、

「結局、自分を測れるのは「自分」。「正解」の答えも「自分」。そして、自分を信じた時、初めて"必要とされる人物"になる」とか、

人生。社会人。

【総括】
「WANTED」な人になるための教科書。カッコいい。
HicK

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