れい

リンキング・ラブのれいのレビュー・感想・評価

リンキング・ラブ(2017年製作の映画)
4.8
序盤こそ「キラキラしていて好みの映画じゃないかな」と思ったものの、25年前のバブル期にタイムスリップした辺りから急激に引き込まれて、あまりの懐かしさに目を剥きながら画面の隅々までガン見。

本田ビートから始まって、ボディコン、ジュリ扇(映画ではまだマハラジャ)、ヤマハEOS、観月ありさ。。遠い記憶が怒涛のように蘇ってきてがっつり心を掴まれてからの、女子大生達によるアイドルグループの結成。まるでMV集のようなカッコ可愛い映像にときめき放題でした。

AKBのヒット曲もさることながら、女優さん達の歌とダンスのクオリティが高くて個人的には本家よりもASG16の方が好き!先日総選挙の為に大量買いしたCDを不法投棄したファンが話題になりましたが、懸命に練習をして輝いていく女の子達を観ながら、彼女達を決してただの消費で終わらせてはいけないなぁなんて思いました。

個人的に「あゝ、荒野」の感動に心を囚われていて、しばらくは他の映画を観ても満足できないだろうなと思っていましたがとんでもなかったです。さすが金子修介監督、でした。
れい

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