パッパッリラッパッパリラリラパリラ！！
顔がいい男に甘い韓国社会、これじゃん。。。チョンウソンの顔面力を手にした人間が驕らないはずないよね、という説得力よ。チョンウソンが政治家とか目指してなくてよかった...。俺が歴史だ。
光州事件とか、1987のデモの話とか、視点を変えるとすごいサラッと流されてて、事件自体を感動的な民族運動として撮った映画と合わせて見てちょうど良いバランスだった。
ただ、韓国映画はノワールが得意な分、本作は大分物足りなく感じてしまうかも。「ウルフオブウォールストリート」的な狂気と滑稽さを兼ね備えたダークヒーローものを期待してしまってたので、どの方向にもちょっと物足りなかった印象。(扱ってる題材はほぼ変わらないのに、あの作品はクズがクズのままゴキブリのように生き残る結末に爽快さが溢れてるので、やっぱりスコセッシとディカプリオは凄いんだなということかもしれないけど...)
ダンスはクソダサキレキレでよかった。音楽も振り付けも絶妙に古くてダサい東アジア感出てる。
ただ最初に「新日派」が得た利益について当然のように話されてドキッとしてしまった。こちらではろくすっぽ教えられてないけど、もしかしなくても他アジアから見た日本、かなり侵略国としての印象が強いな？
