あまんだ

女は二度決断するのあまんだのレビュー・感想・評価

女は二度決断する(2017年製作の映画)
4.0
日本でもそうなのだが、被害者、及び、被害者遺族、加害者の家族の権利というものが、あまりにもおざなりではないだろうか。

何故、一番守られているのが、犯罪を犯した者なのか。
司法の歪みに憤りを抑えきれない。

主人公の決断に思うところは人それぞれだと思うが、目には目をでは何の解決にもならないとか、それでは、犯罪者と同じになってしまうとか、行儀のいい事を、私は言う気にはならない。
時間ですら癒しにならない苦しみを負った人の決断に、何を言えると言うのか。

しかし、観終わった後の寂寥感たるや…。
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