Takaomi

ヴェノムのTakaomiのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.6
この手の映画はストーリーの内容よりも、迫力重視だと思う。
だからあえて細かいところは、評価しない。

一体ヴェノムという生き物はどういった構造をしていて、今回のストーリーではどんな悪役が出てくるかそこが一番楽しみのひとつでもあった。

序盤からロケットが墜落して、嫌な予感。ヴェノムの仕業というのはわかるものの、どんな見た目をしていて、どこで出てくるのかわからないので終始ドキドキ。

この手のSFものは、嫌になるぐらい観てきたが、どんなB級映画でも、出てくるまでのドキドキ感はいつになっても慣れない。

この設定をマーベルで観れることは早々ないし、しっかりとSFのお決まりを表現しているのでそこは好印象だった。

そしてシンビオートは、それぞれ単体で名前があり、ヴェノムはその中のひとりということを初めて知ったのでそれも新鮮だった。

地球上の生物と同じで、それぞれのシンビオートにも感情があり、性格や考え方が違う。

ヴェノムが思ったよりも人間的で、お茶目な一面もありそこも楽しめる要素でした。

ただヴェノムがなぜ人間に興味を持ち、地球を征服するのをやめたのか、もう少し掘り下げて欲しかった。

それにしても、何度ビックリしたことか。映画館で観るべき映画。
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