「女王陛下のお気に入り」
18世紀初頭のイングランドの人々は、パイナップルを食べることとアヒルレースに夢中になっていた。体の弱いアン女王(オリヴィア・コールマン)の身の回りの世話をする幼なじみのレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が、権力を掌握していた。ある日、宮中に新入りの召使いアビゲイル(エマ・ストーン)がやって来る。
噂の映画観てきました！
この監督の作品ちょっと苦手分野でドキドキしてたんだけどこの作品は大丈夫でした！120分って意外と長めだけど時間は気にならずにあっという間に過ぎ去りました。
印象的な音楽と撮影方法（魚眼レンズや広角レンズを多用）によって私の心に訳わからない感情のうねりが起きました。
主演女優賞・助演女優賞に共にノミネートしてるのは納得かも。
予告では大奥って言ってるけど実際はこの三人による嫉妬と争奪戦。
女って本当怖いわ！
衣装もこだわりが感じられて三者三様の表現がされていたと思います。
背景もすごくて１つ１つの骨董品をじっくり眺めたくなりました。
「聖なる鹿殺し」や「ロブスター」が好きな人には物足りないって言われてるらしいけど凡人の私にはこれくらいのおどろおどろしさで十分です。
これ以上だったらショックで立ち上がれないかも。
レイチェルワイズって「ハムナプトラ」の時可愛らしいイメージだったけどこんなに冷静で勝気な女性も演じられるのね。
私的には☆☆☆.8かな。
