めちゃめちゃエグいスプラッター映画。おぞましい画面の連続で、普段加虐欲が満たされずに生きている人でもこの映画を観れば当分は大丈夫だろう。
殺人鬼のピエロがめちゃめちゃ怖くて、グロい画面の中で一言も発することなくピエロっぽい動きをするのがめちゃめちゃ不気味で良い。行動原理も不明・不気味で、次どんなえげつないことをするのか予測が難しく、恐怖を感じた。幼児退行するシーンとかめちゃ不気味。
ホラーっぽいカメラまわしがとてもうまくて緊張感で目が離せない。うわー絶対くるやつ！と思ったところでこなかったり、そこで！？ってところで来たり、そこそこホラーを観てる人間の予測を裏切ってくるので全くダレない。ピエロの動きの不気味さも相まって、殺人シーン以外でも退屈することがない。間のとり方が上手い。ただ、逆に内容が濃すぎてぶっちゃけ最初の30分でお腹いっぱいになるくらいだったのだが笑
掴みからめちゃめちゃエグくて、うお、こんな感じか！ってなった。あのグロシーンがあったから、起承転結の起の部分ではグロではない不気味さを全面に押し出すことができてとても良いと思った。
スプラッター・サディスティック成分が最近足りない人は是非。
