ピッツア橋本

パン屋強盗のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

パン屋強盗(2014年製作の映画)
4.3
(ブリリアントショートショートシアターの先行配信にての鑑賞)

スペインの15分弱のショートフィルム。

パン屋に強盗に押し入った中年が、レジの金を盗むのをもたついているうちに、色んなお客さんの対応に迫られ始める、といったコメディ。しかもどうやら実話らしい。

素直にテンポ良くて皮肉なギャグも冴えてて面白い。
コミカルでラディカル。
中々重苦しい経済事情がセリフの端々から悟れる風刺的映画の趣もあるが、全然嫌味や暗さは感じない。
むしろ人情やお茶目さにフォーカスした内容なので、軽く笑えて状況や空気感を悟れる作りが好感持てる。

エンドロールの構成がオシャレで気持ち良い。無性にバゲットが食べたくなる映画だ。

かなり良作ショートだと思います。
ピッツア橋本

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