2019年公開映画45本中2位!
ストーリー:★★★★★★★★★★
キャラクター:★★★★★★★★★★
映像:★★★★★★★★★★
音楽:★★★★☆
映画館で観たい:★★★★★★★★★★
『トランスフォーマー』シリーズ第6作目。
今度の主人公はバンブルビー!
もともとはスピンオフかつ前日譚だったんだけど、後にシリーズのリブートということになった。
ストーリーとしては『トランスフォーマー』(2007)の前日譚。
なぜ、オートボットたちが地球にいたのか、そして、バンブルビーが声を失った理由、それらが12年の時を経てようやく明らかになる。
『ロストエイジ』(2014)と『最後の騎士王』(2017)が正直微妙だったので、あんまり期待はしてなかったんだけど、実際に観たらメチャクチャ面白かった!
まず、ストーリーがよかったのよ。
舞台となる1987年のレトロな雰囲気の中で、バンブルビーと少女チャーリー(ヘイリー・スタインフェルド)の触れ合いが、『E.T.』(1982)を彷彿とさせて心温まる。
やっぱり、少年少女と地球外生命体の交流というのは鉄板だね。
人間同士のやり取り以上に人間ドラマが生まれるから。
映像に関しても、初期三部作ほどの派手さはないものの、変形シーンや戦闘シーンは相変わらずの映像革命っぷりでかっこよかった。
特に、バンブルビーがスクリーンの中を縦横無尽に駆けまわり、持ち前の格闘センスで敵をボコボコにするところは興奮だよ。
本当にすごすぎる。
すごすぎるという言葉しか出てこないことが情けないけど、それぐらいCGのクオリティが高い。
あと、オートボットたちが歳を取るのかどうかはわからないけれど、今回のバンブルビーがものすごく子供っぽくてキュートだったのも印象的だった。
サイバトロン星では危険を顧みず勇敢に戦っていたのに、地球に着いたら人間にビビりまくりの小心者になっていたのは、記憶をなくしてしまったから、、、?(それにしてもビビりすぎだろと思うから、ちょっと不自然な気もするけれど)
そんなわけで、新しくリスタートした『トランスフォーマー』シリーズの第1作目として押さえておきたい映画!
感動と興奮を味わえるだけでなく、これまでと比べると尺も短くなってテンポよく進んでいくので、より一層観やすくなった!
(2023.8.3追記)