このレビューはネタバレを含みます
ミユリをツムギが支えて、紬が変えて。
良い外側だけを消費されるのは、蚕と少女の共通点だということに気づいたのが凄いと思った。
苦しさや辛さを知るからこそ、人に優しくできると思うけれど、それを「求める」のは酷な気もする。難しい。
外側だけでは分からないこともある。
フィルムカメラやスマートフォンでお互いを撮りあいっこしてる所と、喫茶店でクリームソーダを頼むところが素敵だった。
放課後クリームソーダをもう1回観たくなった。
ずっと心の片隅に置いて、何度も考えたくなる名作。