ﾓﾘｰ『私... 腕ひしぎ十字固めを決めたかったの』

超能力を持つ少女が悪の軍団に立ち向かうSFアクション。

この映画ちょっと理解に苦しむ。説明不足な部分が多くて、この世界観についていけなかった。
世界が荒廃した理由、無駄に大きい武器、ペットの鷲、超能力を身につけた経緯、いくらでも語るエピソードはあるのに女主人公モリーがひたすら敵と戦うだけの単調な内容。敵も悪の軍団だけど規模は小さい。

この主人公モリーさんアクションもなかなかお粗末さんです。モンハンの双剣【絶一門】みたいな武器(片方)を持ってるけど全然扱えず、むしろ武器を使うと戦闘力が弱体化してしまうという悲しい状況に。後半はそれにやっと気付いたのか大切な武器を敵に投げてしまうという暴挙に(そして当たらないww)
その後格闘戦を試みるも関節技の腕ひしぎが2回チャレンジするけど決まらず三角絞めも決まらずのグダグタ具合で、何故こんなに失敗してるシーンを長々と映してるのかが不思議です。

う～んよく分からないけどオランダ映画は深い...。

• #オランダ

　「真実は痛いぞ」

　タイトルからしてB級臭をプンプン匂わせていたので、思いがけず嗅ぎ当ててしまったよ。

　オープニングを飾るアクションのグダグダ感からして既に嫌な予感。その時に主人公（超能力者でメガネっ娘）が拾おうとしていたあのフリスビーが何だったのか、結局最後まで分からんかった。
　荒廃したっぽい世界が舞台なんだけど、そもそも何で文明が滅んで荒れ果ててしまったのか、現代の話なのか近未来の話なのか、それ以前に地球が舞台なのかも怪しく思えてくるし、主人公のモリーが旅を続けている理由も、どこに向かっているのかも一切説明がなく、全く世界観に入り込めない。
　しかも尺がおよそ90分と短めなのに、特に必要とは思えないシーンが多く、その無駄をそぎ落として世界観の説明に充てられなかったのかと。
　たまにフラッシュバックが挟まれ、モリーの過去が少しだけわかるんだけど、何の参考にもならない。
　超能力も使ったり使わなかったりと不安定。いつでも使えるわけじゃないのかもしれないけれど、だったら使える条件は何なのか。それも不明。
　全く威厳のないあの悪党も、何がしたいのかよくわからんし。

　しかし、演出面ではところどころ光る部分もあった。
　タイトルを表示する際の演出は良かったし、終盤の長回しを多用したハチャメチャ大乱闘シーンは笑っちゃうほどひどいのだが、グダグダじゃなければかなり見応えがあるバトルシーンになったのではないだろうか。
　主人公モリーを演じた女優さんもパンツ一丁&泥だらけでアクションしたりと頑張ってた。

　振り返ってみるといろいろと惜しい作品だったなあ、と。しっかり作りこめば、超大作とはいかないまでも、なかなかの傑作になりそうな気がする。

　因みに未完のまま終わります。

〖SF：劇場未公開：オランダ映画〗
やばい…
アクションもグダグダで…ほんまにやばすぎる作品でした😱💧

2022年303本目

• #2022年鑑賞
• #SF
• #劇場未公開
• #Z級
• #オランダ映画
• #2017年製作