冒頭やあと話付近ではスティーブンソンの宝島と紐づけつつ、特に本質的な宝島らしさってのはない。
結末の落とし前の付け方が雑とか、乗組員の選定基準や手下のしつけや質どうなのとか、いろいろあるはあるけど、映像が綺麗だし、先方の海賊船の街並み(!)すごいし、アクションしっかりしてるし、各キャラも大活躍してて、普通に楽しめる。
絵の描き方やキャラが原作寄りの現代ドラえもんでも、やっぱり劇場版ジャイアン好き。本作では頭も良くて先読みできてる。この子ら、場数の踏み方がヤバすぎてか、とても小学生の対応じゃない。
のび太のドラえもん愛を感じるシーンと、父子のシーンでがっつり泣きました。後者はラストクライマックス号泣です。うちの5歳双子男児たちも、一丁前に「目から汗が出たんだ。。」と言いながら目を腕で拭ってました。