やー、スゴい。女優と女優のぶつかり合い。ここまで演技力ありきの作品にはなかなかお目にかかれない。こんな役もらえたら役者冥利に尽きるだろうなぁ。
満点にならなかったのは横山くんの活躍をもっと観たかったから。ラブシーン足りなかったー。ラブ要素強めの方が、ドロドロした生々しい女の欲望がさらに浮き彫りになって良かったんじゃないかしら。
そして一番の理由はラストかなぁ。
ここからは私が欲しかった結末を書きます。ある意味ネタバレになるので、何も知りたくない人は読まないでね☆
ニナには累の顔で第二の人生を歩んでほしかった。「顔が醜くても、心さえ乾いてなければこんなに楽しく生きられるんだよ!」ってことを証明してほしかったなぁ。累はニナの顔で女優として成功して、ニナは累の顔で女優ではない別の世界で成功を収める。そんなラストなら「人間、大事なのは中身」っていうメッセージ性があって良かったのになぁ。
・・・ミスチルの歌詞を一部引用しました(笑)