トマ姫

夏への扉 ―キミのいる未来へ―のトマ姫のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったーー!!!

辛い現実を忘れて没頭できた。3月以降、映画を観ていても頭の端っこに仕事のことがよぎって100%集中できなくなっていたけど、今日は久々にどっぷり浸かれた。

私は全てのジャンルにおいてタイムリープものが一番好きなのだけど、これは偶然タイムスリップしちゃった系ではなく、科学的根拠に基づいて時間移動をして(あくまで架空の科学的根拠だが)、戦略的に過去を変えてるのがおもしろい。

コールドスリープのオチは予想通りだったけれど、そう終わってほしかったから良かった。だって、好きな人が27歳のままなのに自分だけ47歳になってたら嫌じゃない?

ロボット役の役者さん達の演技、みんなめちゃ怖かったww

夏菜ハマり役だったーぁ。おっぱいを武器にできるのは女優としてすばらしい!

カメ止めの役者さん、また出てきたー!名前はわからないけど、見つけると嬉しくなる役者さんだ(笑)

高梨臨は泰造の娘だと思ってたから、寝室のシーンは最初混乱した(そこで奥さんとわかった)。

三木監督だったのねーー!!度重なる公開延期ですっかり忘れてた。

で、ミスチル!!こんなにミスチル流れるなんて聞いてない!!!挿入歌のところにもちゃんとクレジットされてるしーぃ(>_<)

私はミスチルが流れたら音が耳に届いてなくても空気の振動でわかるんだけど(キモいw)、イヤホンの音漏れで気づけなかったのは一生の不覚。「真冬のひまわり」だからこの曲が使われたんかなぁ?

おもしろかったけど満点にならないのは、スルーできない疑問点がどうしても残るから。そこんとこ整合性どうなの?って。

以下、羅列。

主人公が2人存在し続けることになるのでは?

じゃああの墓は何なん?行方不明のまま和人が死亡届でも出したの??

猫って30年も生きるの?

そんなまどろっこしいことしなくても、株式譲渡の契約書にサインするのを阻止すれば良いのでは?過去の自分と接触禁止とかあったっけ。

田口トモロヲが言う「必要最低限」が抽象的すぎて制約として破綻している。
トマ姫

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