Qちゃん

ハッピー・デス・デイのQちゃんのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
4.1
この映画のレビューでよく「コメディホラー、むしろホラーコメディ」って聞いてて、なにそれそんなこと可能なん!?って気になってたんだけど、、

まさか私がホラーで笑う日が来るとはな!
しっかし面白かった!

やり尽くされてる若手のホラー映画において、何を味つけてもどうせテイスト一緒やろーとか思ってたら、「タイムリープもの」「主人公は絶対友達に欲しくないビッチ系女子」っていうアドオン2つで、こんな笑えてスリリングでポップなホラーになるとは。。

これ、企画の時とかに、
「ホラー映画の法則に則ったらセックスした人は死ぬけど、ビッチだったら何回死んでも足りないんじゃね?」
「それだ!」
みたいな話から発展したんだろうか。笑

主人公のツリー、初めほんとビックリ酷い女だが、マインドが男前すぎて、映画進行するにつれどんどん好きになってくる。マジ惚れる男前。強いわー彼女!私ならとっくに心折れてる。。
犯人探しの道中楽しむ余裕あるのがまた凄かったな。見た目もめちゃくちゃ可愛いし。明るくて実は根はいい子やし。好き!

なんかかなり殺人の行程が無理やりだったり、そもそもなんでタイムリープするかはスルーしてたり、いろいろあるけど、そんなん全然気にならないくらいツリーの活力と話の勢いでグイグイこっちの気持ち引っ張ってってくれる、清々しい作品。

笑うとこほんと色々あるけど、初めに笑ったのはツリーと犯人の格闘中、フラッと部屋に来た学生に助けを求めたら、ベロベロに酔っ払ってて「ウェーイッ‼️」って感じでなんもせずどっか行っちゃって、ツリーの叫んだ「この役立たずーーッッ!!💢」かな!

ホラー、というか、サスペンス感溢れるシーンもあるし、ホロっとくる感動シーンもあるし、2度3度美味しい。2も見よーっと!

ホラーといえば、本編よりむしろ本作の制作会社であるBH PRODUCTIONSのオープニングロゴが本編より怖すぎる。
Qちゃん

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