あちゃみ

祈りの幕が下りる時のあちゃみのネタバレレビュー・内容・結末

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ずしんとくるヒューマンミステリだった。

内容めっちゃ濃いし、けっこう難解。
あの写真の中からよく博美見つけれたな〜
橋の謎もすごい。

時系列ごと。
忠雄と博美は借金取りに追われて逃げる中、原発作業員の横山という男に出会う。訳ありだと察し博美に売春を持ちかける。博美は父には言わずに男のもとに向かうも乱暴されそうになり咄嗟に割り箸で刺して殺してしまう。状況を理解した忠雄は横山の遺体を崖から落とし、自分が身投げしたように偽装して成り代わり、原発作業員として各地に働きに出る。後に加賀の母・百合子と知り合い恋人関係に至る。
博美は父と別れ生活をする。中学時代の担任教師と付き合うも子供をおろす。
その後忠雄は、劇作家になった娘に再会。それ以来、たびたび二人は会うようになる。が博美の彼氏に顔を見られた忠雄は自分が生きているという秘密を守るためネクタイで首を絞め殺害。
この頃?父の恋人の息子の加賀に博美が会いに行く。
その後も川掃除のたびにバレないように密会する親子。博美は劇作家として成功していく。そんなおり、物語序盤に腐乱した状態で発見された被害者・押谷が偶然博美の母を見つけたことから博美の舞台を見に行き、そこで観劇に来ていた忠雄を発見。またしても忠雄は秘密を守るため彼女を絞殺。
そして押谷殺害事件と同時期に起こったホームレス焼死事件。これは博美が、自殺しようとしていた父に自ら手をかけ、その後に火をつけた。
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