めずらしいロシア製SF大作映画。CATV/ザ・シネマ録画視聴。
本作は地球に墜落した異星人と軍隊司令官の娘との恋愛を中心に、異星人、民衆と軍隊との三つ巴えの攻防を描くもの。CGは意外にも素晴らしいものがあった。
映画序盤の宇宙船の墜落シーンは、高層ビル群を傷つけながら着陸するCGがリアルで凄かった。「シン・ゴジラ」で、ゴジラ光線でビルの一部を破壊するシーンに似ている。
初めて見る宇宙船について、あれはNATOのものかと軍人が発言するところがロシア映画らしく面白かった。
墜落シーン見た段階で、もしかすると今までにない異星人とのファーストコンタクト映画かと期待したが、それ以降は普通のティーンを中心とする青春映画的展開であり期待はずれであった。
当然、アクションシーンもあるが、ハリウッド映画を見慣れている目から見ると、想定内で目新しいものはなかった。
エンドロールにはIMAXマークがあり、ロシアが自信をもって製作したことが分かる。
今後のロシアSF映画に期待したい。
