イラン映画。アッバス・キアロスタミ監督の1997年のパルム・ドール受賞作品。ほとんどが車内での主人公バディと色々な人との会話のシーンで構成されている。バディが人との出会いを通して、少しずつ変わっていくを様を98分という尺で描く。ラストは「え?何これ?どうゆうこと?」となったし、すぐには飲み込めなかった。全体としてもう少し反芻しないとこの作品を完全には飲み込めないが、とりあえず今の状態で、「生きることは素晴らしい!」というメッセージがこの作品には込められていると個人的には感じたし、良い作品だった。