いやーこりゃタマラン。子どもの頃に「沈黙の艦隊」という漫画に夢中になった人間にとっては、もう垂涎ものの潜水艦映画でした。
潜水艦バトルは、浸水してからが本番!笑
目視の適わない水中において、耳が目となる状況でのせめぎ合い、水圧・潮流との戦い、魚雷管が使用不能からの地対空ミサイル、隠者たるべき潜水艦が世界の政治の表舞台に上がる様、敵艦長の乗船、などなど、沈黙の艦隊オマージュですかというほどに、コレコレ!という要素のオンパレード。
また純粋な潜水艦映画だけでなく、陸地側の潜入・強奪ものとしても十分に楽しく、また陸と海とが相まった作戦も最高。
話の細かいところはツッコミどころあるし、CGにもB級感漂っていたり、ロシア人がずっと英語で会話したり、ラストも終わりよければオールOKな雰囲気には「いやいや」とツッコミたくもなるけど、そういうのをこき下ろす気にならないというか、ある意味のファンタジーとして楽しんでしまえるだけの勢いがあった。
潜水艦映画、実はあんまり見たことなかったけど、すごい好きなジャンルかもしんまい。