海老シュウマイ

3D彼女 リアルガールの海老シュウマイのレビュー・感想・評価

3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)
4.0
あぁこれは今観てはいけなかったやつ。
こっちは知ってるのに向こうは知らない、そして、手の届かないところへ行ってしまう中条あやみ。メタ的にヤバい…

死神に「お時間です」と言われたのはポーリンではなく自分。劇中、さんざん二次元だ三次元だと提示されたところで、画面の中のポーリンは常に二次元でしかない。

そう考えると、ハロウィンのシーンを含め、英勉の全体的に漫画チックな演出も今作にはマッチしていた気もする。
リアリティのない設定や人物像が常にいけない訳ではなく、彼らが気付きを得て、成長していく姿は素直に胸熱だった。

後半、佐野勇人の部屋からフィギュアが無くなったように、自分も成長しないといけない。ポーリンからは卒業だ。

相手を思いやる、一歩踏み出す、というメッセージも悪くなかった。恒松祐里も上白石萌歌も、みんな消費されず、幸せになって欲しい。

自分も一歩踏み出すよ。
九州あたりでアパレルのECサイトを立ち上げて、総資産35億を目指すよ!
名前は「BOBOTOWN」。待っててね山田杏奈ちゃん!
あれなんだろう、目から汗が。