ずっと苦しかった。歪な話だな、というのが最終的な結論。
自分にとっては最初から最後までずっと重たくて、死ぬほど感情移入してしまうからこそ顔面ぐちゃぐちゃで「やめてくれぇ、もうやめてくれぇ、、」とピィピィ言いながら観ていた。
ところどころ、壮大な音楽でここ感動ポイントです！って盛り上げてくるのがちょっと嫌だった。素直に泣けない笑 泣いたけど。
対比構造がすごくしっかりしていると思う。同じ種族がバラバラに、みんながどのように思考して他の人間と関わったのか。を描いた作品。
そこらへんの性格の生々しい描き分けがあったからこそ、リアリティラインを超えてくる運命的すぎる展開に少し入り込めないところは多々あった。
とても綺麗なように見えて、綺麗じゃない気がする。最後のオチも、そこに持っていって納得させるにはあまりにも過程が残酷すぎる。それがいいのかもしれないけど。
とにかく心を弄ばれました。まだ心臓が痛い。
絵作りや演技は非常に綺麗です。
