泣いたけど、焦ったい展開が多くて気持ち良くは見れなかったので評価このくらい。
小学生らしい無邪気な心情描写というか、人間関係の描写が主題だと思う。ノスタルジックですごく良かった。
漂流団地という設定は廃墟巡りが好きな自分にとっては好きな設定だったけど、だいぶ裏付けが薄っぺらい。世界観の設定まで気になっちゃう人は楽しめなさそう。もっとこっちの廃墟サバイバルみたいな部分も面白く展開できてたらより良かった。せっかく新規性のある舞台なのにただ遭難したのとあんま変わらないのがもったいない。
主人公たちの話に肉付けしましたって感じで、あまり他のキャラが必要なく思えてしまうこともある。もっと複雑に絡みあってたら作りこみを感じてうぉおー!ってなっただろうな。なんかとにかく小学生たちを衝突させて仲直りさせたいのかな?って脚本にも見える。
あとその内容で尺が120分は少し長いかも…
にしてもこの小学生たち、タフすぎる。死ぬってこんなんw
最初と最後でちょっとだけみんなの心情が変わって終わる、って展開は同じコロリド作品のペンギンハイウェイを感じた。
とりあえず自分が小学生の頃を思い出したり、郷愁に浸るきっかけにもなってとても良かった。ただ若干やっぱモヤモヤが残るなあ笑