Max

ボン・ジョヴィ:ライヴ・アット・BBC・ラジオ・シアターのMaxのレビュー・感想・評価

5.0
遅れ馳せながら、皆さん明けましておめでとうございます。
って、もう14日ですから本当に遅いですよね、スミマセン。
本年も乱筆・駄文なレビューにお付き合い頂ければ幸いと思っておりますので、なにとぞ宜しくお願い致します。

さて新年一発目のレビューは、日本でも世界でも大人気のモンスターバンドであるBON JOVIのLIVE PVです。
彼等が2013年に発表した12枚目のアルバム『What About Now』のプレミアイベントととして、ロンドンのBBSラジオ・シアターで行ったLIVEを収録した本作品……
なんですが、この作品の内容には一切触れずに去年の11月26日に東京ドームで行われたBON JOVIのLIVEに行ってきたのでそちらの方をレビューをしたいと思います。

僕がBON JOVIのファンになったのが彼等が『Runaway』を歌っていた頃なので、えーと、今年2019年になったから……35年⁉
そうか、ファンになってから35年か!
彼等の曲を聴きながら共に成長してきたことを考えるとなんか感慨深いな〜
(´ー`*)シミジミ

さてBON JOVIのLIVEに通いはじめてから通算8度目になるんですけど、今回のセットリストもチョー素晴らしく、チョー盛り上がったことは言うまでもありません。

しかもね、今回珍しいことがあったんですよ。
だいたいLIVEって時間通りに始まるじゃないですか(当たり前か)
まあ外タレさんの場合は少し遅れがちなんですけどね(笑)
でも、今回のLIVEはなんと開始時刻よりも2分前に開演されたんですよ。
BON JOVIが早く僕たちオーディエンスに逢いたかったのか、前回のLIVEから5年間待ち続けてきた僕等のために出て来てくれたのか分かりませんが、驚きと嬉しさで涙が出そうでした。

LIVEのOPを飾ったのが『This House Is Not For Sale』なんだけど、新しい曲ってイマイチ乗り切れないのよね〜(2年前のアルバムなんだけどね)
でも2曲目の『Raise Your Hans』でオーディエンスのテンションはたちまちヒートアップ!
僕等はサビの「Raise your Hans〜♪」に合わせて手を高く上げてそれに応えたんだ。

ハアハア(;´Д`)
もうすでに2曲目で僕のテンションMAXでございますよ!となっているところにジョンが「コンバンハ東京!みんなに逢えて嬉しいよ」な〜んてこと言うから「そんなこと言われたらますますテンション上がっちゃうじゃん」なんて思っているところにジョンがアカペラで「Shot through the heart And you're to blame〜♪」と歌い出した。
そしてマイクを僕等に向けたので、すかさず「 You give love a bad name〜♪」と歌い返した。
わかる人にはなんの曲か分かりますよね。
そうですよ。
きた…
きた…
きましたよー!
3曲目に『You Give Love A Bad Name』だなんて、ドコまでオーディエンスのテンションを上げる気なんじゃーBON JOVIさんよ(笑)
こうなりゃ日本人のノリの良さを見せてやると言わんばかりに、ジョンがマイクを会場に振る度には僕等オーディエンスは一体となって歌いまくりました。

その後、2曲挟んだ5曲目にデヴィッド・ブライアンが奏でるキーボードによるイントロを聴いた途端、懐かしさが込み上げてきたんだ。
何でかって?
だって『Runaway』を歌ってくれるとは思ってもいなかったんだ。
前述したとおり僕はこの曲を聴いてファンになったから、喜びもひとしおだったよ。

ここからは怒涛の勢いで『Born to Be My Baby』はお約束どおり「ナナナ ナ〜ナナ ナ〜ナナ ナナ〜♪」と合唱し、『It's My Life』はAメロBメロサビまで歌い、『keep the Faith』はコーラスパートを歌いました。もうこの時点で喉かすれて声が出ない。オジサンもうボロボロ(笑)

ジョンがセンターステージまで来て、僕等の顔を見回しながら『Bed of Roses』を熱唱してくれたんだ。
相変わらずこの曲を聴くとアイルトン・セナの事を思い出しちゃうんだよね。
セナが亡くなった1994年F1グランプリ総集編のエンディング・テーマがこの曲だったからなんだけど、あれから何年経っても未だにセナのことが忘れられないし、心にポッカリと穴が空いたままでいるんだ…

そんな気持ちを知ってか「元気出せよ!」と言わんばかりに『Lay Your Hands on Me』『Who Says you Can't Go Home』『I'll Sleep When I'm Dead』と畳み掛け、本編ラストに持ってきたのが『Bad Medicine』
ジョンは笑顔でノリノリに踊りながら熱唱し、僕等も負けじとサビを歌いまくった。

一旦メンバーはステージから捌けていったが、オーディエンスの鳴り止まぬアンコールに応えて彼等はステージに帰って来た。
後になって知ったのだが、当初はセットリストに加えてなかった『We Weren't Born to Follow』歌ってから『Blood On Blood』と続けて演奏。

『I'll Be There For You』は感動的だったな〜。会場全体でスマホのライトを着け、ペンライト代わりに振りかざしたんだ。
東京ドームは幻想的な雰囲気に包まれ、ジョンはその光景を見入っていたよ。優しく微笑みながらね。

その後『Wanted Dead or Alive』と続いて、東京公演ラストに持ってきたのはBON JOVIを世界的バンドへと押し上げたあの名曲『Livin' on a Prayer』
僕等オーディエンスはあらん限りの声を出して一緒に熱唱したんだ。
「Woah, we're half way there
Woah, livin' on a prayer
Take my hand, we'll make it I swear
Woah, livin' on a prayer〜♪」

そして約2時間半の楽しいひと時はあっという間に過ぎ去り幕を閉じた。

また来日して僕等の前で演奏してくれるのはいつの日になるのか分からないが、3年でも5年でも僕等は待ち続けているよ。
また逢おうBON JOVI!

因みに11月26日に行われた東京公演のセットリストは次のとおりです。
This House Is Not for Sale
Raise Your Hands
You Give Love A Bad Name
Whole Lot of Leavin’
Lost Highway
Runaway
Roller Coaster
When We Were Us
Born to Be My Baby
It’s My Life
God Bless This Mess
We Don’t Run
Keep the Faith
Bed of Roses
Lay Your Hands on Me
Who Says You Can’t Go Home
I’ll Sleep When I’m Dead
Bad Medicine

Encore
We Weren’t Born to Follow
Blood On Blood
I’ll Be There For You
Wanted Dead or Alive
Livin’ on a Prayer
Max

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