Max

ポセイドンのMaxのレビュー・感想・評価

ポセイドン(2006年製作の映画)
3.3
ふと頭の中に何かの曲がポンっと思い浮かぶことってありませんか?
僕は昔観てたアニメの曲がずっと消えずに脳内リピートされてて困ってるんですよ💦
特にその歌のサビのいち部分が消えなくてね〜
因みにこんなフレーズなんですけど
「ポセイドンは海を行け〜♪(byバビル2世のテーマ)」って。

………………………(-_-;)

まっ、そういう訳で(どういう訳で?)『ポセイドン』を借りてきて観ましたですよw

本作品は1972年に公開された海洋パニック映画の最高峰のひとつ『ポセイドン・アドベンチャー(The Poseidon Adventure)』のリメイク作品でごさいます。

2006年公開の作品なので当たり前の話ですが、特殊効果にCGをバカスカ使用しておりやす。それによって1972年当時の技術では表現しきれなかった部分を映像化することが可能となりました。
なかでも、ポセイドン号の全容を甲板をジョギングするディラン役のジョシュ・ルーカスを入れ込みながら紹介していくオープニングは素晴らしい出来だったですよ。

ただね、CGで何でもかんでも出来るようになりしたが、セットや模型で客船真っ逆さまという荒技をやってのけたオリジナルと比べるとちょっとねって気がします。
映像的には確かに凄いとは思いますが、逆にまとまり良すぎて全くハラハラドキドキしなかったですね。

オリジナル版の特殊効果に携わったL・B・アボット、並びにA・D・フラワーズ、両名の技量には感服いたすものがあります(アカデミー賞取ったのも納得)

それと、マーク・プロトセヴィッチの脚本が悪いのか、ヴォルフガング・ペーターゼン監督の演出が悪いのか知りませんが、話の内容が全体的に薄味なんですよね。塩気が足りません。

あっ!そうそう。
塩気が足りないと言えば、ポテチは「うす塩」よりも風味がプラスされた「のり塩」のほうが好きなんですよね、僕。
(≧▽≦)エヘッ!

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ちょっとまって下さいね。
「コンソメ」も美味しいし「サワークリーム&オニオン」なんかも捨てがたいと、今更ながら思ってきました。
こりゃ困りましたね💦
もう一度再考しようと思います。
( ・ั﹏・ั)ウムー

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( ゚д゚)ハッ! 
そうじゃない。
ポテチじゃなくてこの映画の話をせねばならぬのじゃ!

で、どっからだっけ?(゜.゜)

あっ!そうそう。
薄味だってとこでしたねw

この作品、オリジナルと比べるとドラマ性が非常に乏しいのです。
個々の人物設定はちゃんとされているのですが「ふ〜ん、そうなんだ」程度しか思えないくらい魅力がないんですよ。
なので、ストーリー展開で困難的状況が待ち構えていたり、苦難が降り掛かったとしても、まったくもって感情移入できないので「まっ頑張りや」しか思えないのです。
ですから、終始そんな感じで観ていたので、知らない間にあっさり終わってしまいました。

本作品をご覧になってみようかな〜と思っていた方、決してツマラナイという訳ではありませんからね。ただ単に僕個人に響かなかっただけでありますから。
もしかしたら、僕がオリジナル版を美化し過ぎているからかも知れませんしねw
未視聴の方は両方合わせてご覧になって下さいませませ。
Max

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