ストーリー面白いし、登場人物もれなくみんな印象的だし、音楽もいい感じだし(RPGみたいな曲…オクトパストラベラーみたいで好き)、何回か見たら更に面白そうだし、最高の映画だな!?
でもこーゆーのを名作っていうのかな…それはうーん、まだ私の映画読解力ではわからん。周りの評価に流されちゃうぜ。
真犯人絶対アイツだと思うんですけど、でも結局殺さないんだと思います。なんとなく。
サスペンス的には何パターンかの犯人の可能性をばら撒きつつ、最終的にこいつが真犯人だろうと推測するに十分なヒントがありつつ、でも白黒つけずに考察の余地を残しつつ…で、欲張りな感じもするし見応えあったし最高に面白いと思いました。
そして終わりどころが良い。
真犯人わかってスッキリ!な勧善懲悪ではないまとめ方に、あくまで人間を描いている映画なんだっていう意思を感じる。
人の成長とか、多面性とか、やるせなさとか、他者を赦すこととかをテーマにしてるんだろうなというのが染みてくる。
わずかなエピソードでそれぞれのキャラクター達の人となりを的確に描いてるのも凄い。そしてそのキャラクター達が多面的であったり、変化していくのも見応えある。
5000ドル出資者の謎がわかったところ超震えた。あんた最高の男だよ。
あと火炎瓶の一連のシーンと、病室でオレンジジュースのストローの向き変えるところが良かった…印象的だった…。あれが見たくなって、人生のうちでもう何回か見るんだろーなと思う。
ディクソンなんか見たことあるなと思ったらお前さんグリーンマイルの拘禁室のビルかい!!(むしろそれ以外の出演作を知らない)
悪いことしそうな顔してると思ったらw
そしてティリオンがいるー!と思ったけど、GOTではcv森川さんのところ今回は別の人(内田さん)だったのと、髭と髪の色や感じが違うんで、全然印象違いましたね…!オッサン感マシマシで。そう思うとやっぱ吹き替えって面白い。
でもやっぱり日本語字幕と吹き替えのセリフ結構違ってるところあって、やはり吹き替えだけってのは信用できない…。
(元夫が怒りについて語るシーンとか)
あとやっぱジャケットがオシャレだよね…好き。
ちなみに私だったら、病気で余命わずかの夫が勝手に人生に幕を閉じたら、暫く絶対許せないと思う…。でも闘病する本人じゃないから責められないし、てか本人死んでるから気持ちぶつけられないし、地獄…。