やまひろ

ワンダーウーマン 1984のやまひろのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
3.5
『君が世界を救うんだ』

2020年公開、アメリカのスーパーヒーロー映画であり、DCコミックスの「ワンダーウーマン」の実写映画2作品目
DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)シリーズとしては第9作品目の作品

本作は2020年6月5日に公開予定が新型コロナの影響で、12月18日まで延期となった。
よくぞ2020年内に公開をしてくれたものです。ネット配信もするらしく、映画業界からは賛否両論らしいですね。。。


さて、前作「ワンダーウーマン」から3年、決して成功したとは言えない「ジャスティス・リーグ」を経ての2作品目
前作が大好評だったので、DCとしては「ワンダーウーマン」の2作品目には力を入れているにちがいない!なのにコロナだもんね。。。

主人公ワンダーウーマンを演じるガル・ガドットが今作も素敵!
独特の美しさがあり、表情豊か!恋している表情、淋しげな表情、戦う表情とどの場面でも映える。ほんと素敵!

今作は前作ほどのスケールではないけど、「人の欲望」の果てに世界が混乱していく様は、見ていて恐ろしくも愚かだなと感じる。
願いを叶えるドリームストーンに自らがなるマックスの決断力よw(アラジンのあれみたいだなって思った)

1984年の時代をフルに活かしたビジュアル、町並みがとても良かった。とくにファッションセンスが時代を象徴している。

あと、ワンダーウーマンだけじゃないけど、DCのヒーロー達(ヴィランも)ってダサかっこいいと思う。
今作でもワンダーウーマンはもちろん、ヴィラン役のチーター?もダサいwもっとどうにかならんかったのかw

そして極めつけはゴールドアーマーを身にまとったワンダーウーマンwww完全にサジタリアスの黄金聖闘士だった件wwwいやカッコイイ!私は変に微笑んだw

映画スタッフや監督が黄金聖闘士を知っているかは別として(原作のゴールドアーマーも羽あったのだろうか)、日本のアニメファンにはニヤッとさせるには十分すぎた。


しかし、しかし
今作もツッコミ所が多いのは事実、アメコミ映画でそれを言えばきりがないが、1本の映画として気になる箇所が多い

一番気になったのは「叶えた願いを取り消す方法」だ。
ダイアナはスティーブと分かれるシーン以降、力を取り戻し、チーターに「願いを取り消したのか」ってセリフがあったけど、おいおいどうやって願いを取り消したんだよwwwそんな描写1コマも描かれてなかったよ!
スティーブどうなっちゃったんだよ!!!

他にも、ヴィランとしてのチーターの微妙さとか、マックスの子どもに対してのラストとか、けっこう大雑把に投げてるけど、そこ重要だよね?ってこと。

ま、DC映画は大雑把なこと過去にも多かったから、いいのかもねw



とりま、今作が2020年に劇場公開してくれたことは本当に感謝
映画館で観れる喜びを痛感した。。。
やまひろ

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