じゅん

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのじゅんのレビュー・感想・評価

4.5
引退したジェームズの元に拉致されたある科学者を助けてほしいと依頼がくる。しかし、その裏にはサフィンというとんでもない計画を企てている者がいた...キャリー・ジョージ・フクナガ監督作品「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

一年半以上もの延期を経てついに公開された007!しかもダニエルクレイグが007を演じるのは最後ということで寂しい気持ちもありますが、ダニエルクレイグの最後をしっかり見届けようということで観てきました!ちなみに私が観に行った映画館はほぼ満席でした。

色々な要素が重なりとても期待値を上げて観に行ったんですが、その期待値を遥かに超えてくるまさにラストにふさわしい素晴らしい作品でした。ユニバーサルのロゴからいつものガン・バレルの映像が流れる演出めちゃくちゃかっこよかったです。それからの冒頭のシーン、演出がホラー映画のように音で驚かしてくる演出だったので普通にびっくりしてしまいました。また今回の敵は能面を被っているので、あの不気味さも相まってこのシーンは今回の悪役の怖さが引き立たせられているシーンだと思いました。

そのシーンが終わるとオープニングまで激しいアクションの連発です!肉弾戦にカーチェイスさらにバイクアクションまでどのアクションも迫力がありとても良かったです。予告でもある車のヘッドライトから機関銃が出てくるシーンあれはやっぱカッコ良かったです。

本作には新キャラが2人出てきます。アナデアルマス演じるパロマがめちゃくちゃ良かったです。綺麗で美しく、戦闘力もあるけれど少し抜けてるそんな彼女のキャラ性がたった20分ちょっとしか出ていないのに非常に印象に残っています!

ラストは個人的にはとても良く、感動的なラストシーンでした。最後のあの演出、マドレーヌとの関係、今までの007を観ているとさらに胸にくるものがありました。

私はダニエルクレイグの007の中では本作が1番好きな作品です!!本当に良い作品でした!まだ観ていない方はぜひ!