世界で起こっている事実を伝えることの大切さを、記者ではない人物を主人公に描いたのが新しかった。
序盤は主人公が自分勝手な嫌なやつ過ぎて入り込めなかったが、後半緊張感が高まってきたシーンあたりから引き込まれた。今の世界でも自分が知らないだけで、恐ろしいことが発生しているのだと思う。「事実を知る」ということの大切さを感じた。
ラストはタクシー運転手たちがカッコよすぎて切ない。
それにしてもこの邦題とポスターはなんとかならなかったのか。爽やかほのぼの感動モノ、みたいな雰囲気で全くこの映画に合ってない。売るための戦略なのかもしれないが、この作品に対してもポスターの印象を期待して見てしまった人に対しても失礼。
まあ「タクシー・ドライバー」という題名は名作と被るから使えなかったとは思うが。。。
