本作は元となった国であるロシア(旧ソ連)でも放映禁止となった欧米製作品。なので舞台はソ連なのに登場人物は全員英語で喋っていると言うおかしな映画だ。
内容はブラックコメディと言ったところか。
NKVDを使って恐怖で支配していたスターリンが亡くなり、フルシチョフとベリヤの権力闘争がメインストーリー。
細かく見ると実際の時期からズレていたりフィクションがまじっていたりするが、大局的に見るとスターリンの死後に何が起こったのかが分かる作品になっていると思う。
ソ連史に興味がある人や知り尽くしている人、興味のない人にも楽しめる作品だと思う。
