キルスティン

モリーズ・ゲームのキルスティンのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
3.9
「女神の見えざる手」は未見にも関わらず、ジャケのジェシカの髪型を真似、朝の支度時には鏡の前でまずジャケのジェシカと同じポーズをとって気合い入れてから出社するキルスティンです。ありがとうございます。
髪型もポーズも真似るにも関わらず、「女神の見えざる手」をすっ飛ばして新作に手を出すキルスティンです。ありがとうございます。

近年飛ぶ鳥落とす勢いのジェシカ・チャステイン。彼女の出演作は「インターステラー」くらいしか観ておらず、イマイチ重宝される魅力が掴めずにいたので、主演作にて、何故遅咲きにして今なのか、それを確かめたく鑑賞してみました。
そして、今作にて手っ取り早くそれが分かりました。

ズバリ、おっぱい💗ですね😌
熟した高級フルーツ💗
超食べ頃💗
今を逃すな!!💗💨

ジェシカを好きにならない男がいるのでしょうか。

今作、役柄故に谷間全快の衣装が全面でしたが、感心したのは出演男優たちがジェシカ絡みのシーンで一度もジェシカの谷間に目をやらなかったこと。
や、本当はジェシカの目を見ながら人間の最大の視野を生かして谷間を見てはいたと思いますが、全くそれを感じさせず演者に徹していた男優たちのプロ根性は称賛に値すると思います。
そんなできた男優たちの代わりに私が内容そっちのけでガン見してやりました❗

そして、もうひとつジェシカの魅力は声💗ですね。
作中、何度か相手の発言に対してジェシカが「ん?」と聞き返すシーンがありましたが、この「ん?」の声量感といい、音程といい、トーンが絶妙でたまらんの😳
ジェシカ、もっ回言って「ん?」てもっ回言って😳
超食べ頃の高級フルーツに「ん?」って言われたら食べなアカンやろ😳

ジェシカの魅力を十分承知しまして今作ですが、数々の作品でアカデミー賞を受賞しているアーロン・ソーキンの監督デビュー作。
とにかく、圧倒的情報量の多いセリフセリフセリフ。説明説明なんだが専門的過ぎて説明されてるのに全然分からん。半笑いで見る私。
だけど、なんでだろ、退屈ではないんだよな。意味は分からなくても演者の表情やテンポの良い場面展開で何かすごい頭の良いことが起こっているんだなってことだけは分かり、面白い。
ジェシカの色気全快映画なのに、ラブシーンが全くなかったのも、製作側の意図がしっかりしていて好印象。
ただ、個人的にマイナス点は父親とモリー(ジェシカ)の関係性。
モリーと父親には確執があって、モリーがモリーであった根元は父親という存在にあるのだが、終盤、父親がモリーと再会しモリーにセラピーもどきのことをし親子の絆を取り戻す的なシーンがある。個人的な話をすると、私は母親との確執があって、それは絆を取り戻す戻さないの次元ではないんですね。親子、家族といえど別の人間なので親子愛とか私はヘドが出るんですが、説得とかセラピーとかいちばんしてほしくないのが確執の相手なんです。ケビンコスナー演じる父親は指導に熱血と格好つけた毒親でしかないと私には映り、モリーと父親の確執もかなり根深いものがあると感じていたのだが、そのクソセラピーシーンであっさり和解しちゃったんで、え?そんなもん?って。え?家族愛を描きたかったの?って。展開としては、モリーは専門家(心理学専門の父親か知らんがお前以外)のセラピーを受け、自身の深層心理を理解し、新たな人生をスタートさせる…っていう方が、モリーという女性の深みが増した気がする。作品として確執のあった父親との和解に重きを置きたい場合でもやり方は他にもあるし、やはり父親にセラピーもどきをさせ、めでたしチャンチャンはあまりにもチープ。ケビンコスナーに気を使うな。
しかし、私は原作を読んでいないためモリーと父親との真のオチは分からない。勝手な憶測を言いまくっている。
よし、原作を読んでみたろ。

とりあえず、美貌と知性を兼ね備えたモリーがその才能を生かし高級カジノクラブのオーナーにまでのしあがるおっぱい…じゃなくて過程だけで十分楽しめる作品。

旦那!今が食べどきでっせ!💗😚
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