みかぽん

アンロック/陰謀のコードのみかぽんのレビュー・感想・評価

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)
3.3
プレオープンの〝東京ミッドタウン日比谷(のTOHOシネマズ)で試写鑑賞(個人的には座席がとても好みでした😁)。

さて、多くの方が仰る通り、最後まで敵、味方が分からない怒涛の展開です。とにかくスピードが早く、付いて行くのに精一杯💦瞬きすら出来ない状況を先ずはご覚悟&ご堪能ください。

マイケル・ダグラスは、益々父上のカーク顔に変貌著しく😅、オーリーも若干のおっさん化は否めないものの、それが又よい味。役柄も新境地開拓風で一安心です。…が、我らがマルコビッチ(も相変わらず異彩を放つ存在振りですが)彼じゃなきゃいけない理由をこの作品に見出せず…😞

正直言うと、主人公以外のキャラ掘りはかなり浅く、もし本作に伏線が張られた心理劇を想像されているならば、それは期待外れに終わるかも?です。
最後に悪人がペラペラ真相を語り上げる展開も頂けません。これらは火スペ、あるいは時代劇の悪人芸(?)の披露に重なって、若干、気持ちが萎えました…(しかも「テロ実行の意図がそれ?」と更に気持ちを下げる私…)。

主人公のアリスが絶対絶命になるたび、絶妙に吹く神風、あるいはテロリストのラボにお子様侵入のあり得ない強引さ…。
これら他にもツッコミどころは満載で、逆にそれ探しが本作品の愉しさかも(意地悪?) な感想を巡らせながら、足早に劇場を去りました…( ゚д゚)。
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