面白く観れたんだけど、すっきりはしないし、全く誰にも共感出来ず誰も好きじゃないなぁ。
ちょっとパラサイト半地下に似た、富裕層と貧困層の対比。
どっちの立場もお互いに頼って寄生しないと生きられない状態になっている、、、というか、己らの怠惰や欲深のせいで寄生関係が成立している状態。
カンニングをさせる秀才苦学生と、お金を払ってカンニングを買う馬鹿なお金持ちの子供ら。
リンの頭の良さを持っても、なんか最後まで生き方がカッコ良くないと思ってしまう。
「学校側だってワイロを貰っている」という理屈で自分のカンニングビジネスを正当化し不正をはたらいてるリンには全く同情も共感ももてず。
唯一、リンのお父さんの愛情がホロリとさせれくれるだけに
なんか許せないなぁ〜リン。全てはリンから始まったし・・・
バンクの道を変えてしまった責任も重い、と私は思っちゃう。
