すごく面白かった。
こうやって人は悪の道へ堕ちていくのか。
途中で道を正せる人とそのまま行ってしまう人と。
多感で不安定な十代を無事に通り抜けるのは大変なこと。
一度その味をしめてしまったら、抜け出すのは至難の技。
でも、いつかはツケを払うことになる。
お金があってもなくても、それは同じ。
バンクには幸せになってほしい。
はー、でもカンニングってなんでこんなにハラハラするのか。
しかもスケールが大きい！
演出の煽り方もうまい。キャストの子達もみんなそれぞれハマっていて、すごく良かった。特にリンの表情。足が超長い！
それぞれの動機となる感情を丁寧に描いてるので共感する分、悪いことをしている罪悪感も思い出されてより引き込まれる。
あの試験官がヒタヒタと迫ってくる感じ、夢に見そう・・。
演出も二転三転、映像も綺麗で130分があっという間だった。
顔立ちも日本人に似てて親近感。
タイの映画のレベルは高いなー。
