無口なスティーブ・カレルに、妻に仕切られる牧師のローレンス・フィッシュバーン。
見どころはそこ。
妻を病で亡くし、一人息子をイラクで亡くしたスティーブ・カレル演じるドク。
息子の遺体を引き取るために、かつての戦友2人の元を訪ね、同行して欲しいと告げる。
ベトナムから帰還してから、疎遠になっていた3人のロードムービー。
ベトナム戦争とイラク戦争、ふたつの戦争の意義について考えさせられる。
“知らぬが花”なのか…
息子の直接の死因を知ったドク。
かつての同僚の遺族の元を訪ねながら、本当の死因を告げられなかった3人。
初めはギクシャクしていた関係が、徐々に時が戻されていく感じがよかったけど、心に響くシーンや台詞が少なかったかな。
ドクの戦死した息子の友人の、軍人らしい規律正しさの中に垣間見るせる心の内が切なかった。
それにしても同窓会?