じょり

大頭脳のじょりのレビュー・感想・評価

大頭脳(1968年製作の映画)
4.0
①ルパン・手塚作品のおっさんキャラ・『続・夕日のガンマン』のThe uglyまんまやないか度 95%
②普通ヒョウで死んでるだろ度 5000%
③劇中同様アンテナで人の背中をウィ〜ンしたいがために車を買い替えた方の割合 1.2%

サスペンス要素ゼロですんごくユルい。でもユルオモロい。現代のスピード感重視な作品に見慣れた目でもダレさせない仕上がりにまず拍手。某サッカー解説者の言葉を借りると俳優の「人間力」が突出してこそ可能な、BPM90仏産ベタコメディでした=王道。演者1人1人に言及するまでもありませんが、ベルモンドのダサカッコ良さにはモンキーパンチ先生を思わず偲ばずにいられません。札束をぞんざいに扱う映画にハズレなし!(アニメルパンでこんな回あったんちゃうの!?)
たまには懐古するのもいいもんだ的な、当時への憧れも込めて、エンディングでヤツらと高笑いをキメたくなる良作◎
じょり

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