政府がメディア幹部人事介入を行い、メディアが崩壊していた9年間をめぐるドキュメンタリー。
基本的にこの手のドキュメンタリーは片方の側からしか描いてないから、スクリーンに映る全てをそのまま受け入れることはできない。
それを前提とした上で、韓国がこんな状況になっていたのは全然知らなかったので、それを知ることが出来たのは良かった。
またこの手の作品で韓国で26万人の動員があったのもすごいことだな。
日本でのメディアをめぐる状況ら同じようなもので、いつまでも終わらなそうでうんざりする。
何よりも気になるのは、どの国にもいる、体制側についてみっともない発言を堂々とする人の存在についてで、あの人たちはどんなことを考えているのだろう。
そういう部分については常に突撃インタビューするだけなので、不満しかないのだけど、そういうドキュメンタリーが見たい。