DJりん

ジョン・ウィック:パラベラムのDJりんのレビュー・感想・評価

4.0
安定で面白く迫力のあった作品。
まず今作ではこれまで同様アクションに迫力があったのに加え的キャラがかなりキャラの濃い奴らになっていたのが良かった。
今回のメイン敵キャラはアジア系の奴らなのだが恐らく歴代最高に強い奴らだった様に感じる。
今までの敵の様にナイフや銃といったありきたりな武器ばかりを使うのではなくあまり見たことのないフィンガーナイフ的なのを出してきたり素手での連携攻撃だったりと見ている側を飽きさせない魅力満載な奴らが多かった。
特に私は敵のボスのハゲとその側近的な奴らが特に好きだった。
側近的な奴らには敵なんだけれど何か憎めない雰囲気があったし何よりボスのハゲはジョン・ウィックを暗殺に来てるにも関わらずもうほぼジョンのファン的な感じだった様子と動作がかなり私にはツボだった。
それにこいつら絶対素手で戦ってる方強いだろ😂と思わずにはいられない程の身体能力なのにわざわざ刀出して自分からやられに行ってる感も結構面白かった。
加えて単純にストーリーだけを見ても期待を裏切らない安定の面白さがあったと思う。
私は今作のポスター的なのを見た時は恐らくジョンがニューヨーク中をひたすら戦いながら逃げ延びる様子がメインで描かれているのだろうなと予想していたがいい意味でその予想を裏切られた。
まあストーリーを面白くする為とは言えスケールを大きくし過ぎてちょっと訳わかんなくなる部分がないとは言えないけれど敵キャラも良かったしストーリー全体の演出も良かったのでこの評価でもいいんじゃないかな…と言う感じだった。
ジョン・ウィックシリーズが好きな人の期待を裏切らない中身になっていると思うし多分今作からいきなり見るって人でも細かい設定気にしなければ普通に楽しめるかなって感じだったので色々な方に見て欲しい作品だった。
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