運命は踊るのkamioriのネタバレレビュー・内容・結末

・感想をかけるほど理解できていないというのが正直なところ。
特に検問所での例のシーンが終わった後の夫婦の会話のパートは疑問が多かった。あれってもしかして息子の死の誤報の後と、さらにその後の息子が帰路で亡くなった後と、二つの時間軸の映像が映されていたりする？
・そもそもミハエルの誤報ブチ切れの原因てなんだったんだ。これを契機に妻とやり直せると思っていたのに、それがぶち壊されたということか？
なんだか『淵に立つ』みたいなとこあるな。
・ミハエルの母には一体何が起きたのか、も気になるところ。あれはディテールにこだわる必要はないのかな。ミハエルとヨナタン、二人の母がどちらも狂ってしまうという、彼らの運命の連鎖を表す一つピースという程度に理解して。
・カメラワークはなかなか印象的だった。兵士たちが傾いた部屋でベッドに座り、食事をするシーンとか。検問所でびしょ濡れになる夫婦も(意味はよくわかっていないが)妙に印象に残った。
俯瞰で見下ろすショットも多くて、「運命」というキーワードに対応させた天からの目線を表しているのかもしれない。
・『運命は踊る』という邦題はいい仕事してるよなぁ。