今日字幕版がラストということで急遽、こっちを見ることになりました。
良くもなければ、悪くもないというところでしょうか?
キャストはいいですし、怖いところは怖かったです。そして、最終的に何を言わんとしてるのかはわかりました。良い部分もたくさんあったんですが、3時間は長かったです。1と2を繋ぎ合わせた5時間半のカットがどうなってるのか気になります。
思ったのはグループとしては大人組より子供組の方が良かった気がします。27年間会っていなかったという設定だったせいか、何だかパッとしなかったです。マカヴオーイとジェシカ様そして、ビル ヘイダーは良かったですが、あとはマイク役の黒人俳優さんくらいしか存在感があるとは言えませんね。
あと、ビル スカルズガルド演じるペニーワイス今回も怖かったことが怖かったですが、徐々にワンパターン化した恐怖にマンネリ化し、最後の方は怖く感じませんでした。というかフォーチュン・・・クッキーモンスターとかどうなんでしょうね。あと我々を怖がらせるために必ず正面から迫ってくるようにくるのは最初は良かったですが、段々と飽きてきました。
では、この作品は何を言わんとしてるかという解釈ですが、やっぱり今作の中の呪いにもありましたが、小さいときの田舎での思い出は大きくなったら新たな思い出と取り替えるべき、とでもしておきましょうか?小さいときの思い出に縛られてはいけないと言ったところでしょうね。そうやって皆大人になっていくものです。町を出ていき忘れるくらいじゃないとダメなのかな・・・と今作を見て思いました。やっぱり街にずっといるとペニーワイズだったりマイクだったりあのおばあちゃんのようになっちゃうんでしょうかね。
ただし、長いですね。クライマックスは悪夢を見てるようでした。早く終わってくれないかと思ってしまいました。あと、ある登場人物が殴るシーンで赤い何かが見えた気はしたんですが・・・気のせいでしょうか?
まあ、ペニーワイズによる「メリーポピンズ」へのオマージュは怖かったです。あの辺りは良かったんですけどね。強くは勧められません。