"白昼夢に飛び込め！"
(90年代のオリジナル版を観て、前作は観ていない人間の感想です。しかも前半20〜30分、寝てました)
謎の道化師イット、ペニーワイズとどこまでも命懸けの追いかけっこをするホラーストーリー。
2時間半強の中、まるでお化け屋敷の中にいるような多角的な臨場感が味わえた。
爆音と騙し打ちで脅かしにいくだけじゃなくて、もっと五感に満遍なく刺激や不快感を与える演出とギミック。
久々に
「これは生理的に無理〜」
と叫びたくなる瞬間もチラホラあり、たじろいだ。
初代とは違ったCGを使った可変ぶりがある特撮チックでな楽しみ方も提示してくれていたように思う。
ホラー映画としてみたとき、否の意見が多いみたいだけど、、、多分このストーリーはスタンドバイミー的な青春友情物語がベースにあるので、きっとこれでいいんだと思う。
とにかく長いけど、恐怖の抑揚とテンポがかなり良かったので間延び感はなかった。
できれば夏に観たかったなあ、という映画でした。決して悪くはないと思う。
