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神と共に 第一章:罪と罰のさくらんぼのレビュー・感想・評価

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)
4.0
ジャケと題名から宗教や哲学もので、ハードル高めかなと思いながら鑑賞。

いきなり消防士ジャホン(チャ・テヒョン)が高層ビルで宙ぶらりん!唯一のロープに火がついて、さぁどうなる?という感じで勢いよく始まります。そこにマトリックスのようなコートを着たシュッとした男性が現れて、テンポ良く進んでいきます。最初はファンタジーっぽくてどんな話?とちょっと混乱しますが、なるほどと少しずつ理解していくころにはもう夢中でした。

物語は死者がめぐる7つの地獄(殺人・怠惰・ウソ・不義・裏切り・暴力・天倫)での裁判。全て無罪となれば生まれ変わることができるかも?!
それぞれの裁判においてジャホンがどんな人生を歩んできたか、どんな人間なのか、罪を犯したように見えるけれど、それは何故なのか?裁判といっても笑いを交えて進むから重苦しくありません。

地獄⇔下界を交差し、アクションやファンタジー要素があってエンタメ制に溢れてるけど、一つの柱は息子と母との物語。ファンタジー作品はちょっと冷めて観てしまう私ですが、この柱がぶれないから、入り込め、清々しく、そして泣けました。
面白かった!













最近「愛の不時着」にハマってましたが、そこに出てた韓国ドラマ好きのキムくんがこの作品にほんのちょっとだけ出演してました。見逃しません!波田陽区さん似です😁
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