Hokkaido

ローマンという名の男 信念の行方のHokkaidoのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

"過ぎたるは及ばざるが如し"
救いが無くキツイ作品でした。

正直者は馬鹿を見る、のに愛想がつきて不正義に転向するもやっぱり馬鹿を見る、という救いの無さが哀し過ぎます。
さらにそれとは反対に不正義金儲け第一にやって来た人間が正義に目覚めるという皮肉な展開。
そういう作品なので仕方ない所ではありますが、折角のフィクションなのだからちょっと位映画的なドリーム感が欲しかったです。
まあ、拝金主義者が正義に目覚める所は現実にはあまり無い所ではあるのですが。

歳のせいか、その辺にゴロゴロと転がっていそうな無情な物語は、わざわざ映画で観たい内容ではありませんでした。
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