カメラを止めるな！のイザナギのレビュー・感想・評価

『過程→結果』を見せるのが、通常の映画なら、本作は真逆の『結果→過程』の流れで物語が進行する。

色んなトラブルがありながらも、偶然が偶然を呼び、物語が面白おかしく転がって、最後はなんだか感動する様は、三谷幸喜作『ラヂオの時間』を彷彿とさせる物があった。

劇中劇の入れ子構造の弱点『結末に使うとインパクトが一気に弱まる』を逆手に取った手法が、本作の一番の面白さだと思います。