欠陥だらけの天才好きとしては「朝を乱されると夜まで調子が悪い」の一言で完璧 そのルーティンを果敢に無視するアルマも好き 執拗に細部にまでこだわる仕事、病的に没頭するレイノルズ それで完成されたドレスは素晴らしい きっと今までの「お気に入り」にはなかったアルマの男気に惚れていくさまが煌びやかな社交界と音楽によって丁寧に描かれていく 特にハウス内のファッションショーでの目線がいちばん二人の絶頂期を象徴していて好きだった そりゃあアルマももっと愛されたい必要とされたいと思うのは納得だけど、キノコの登場には困惑 そして2回目には狂気となり、呪縛から逃れた天才と自己流で支える妻という関係を期待していたわたしは唐突に感じて感情を放棄してしまった
歪な愛情というよりは覆された上下関係、新たな呪いのようで、、