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レイニーデイ・イン・ニューヨークのmodernboyのレビュー・感想・評価

4.2
“NYはなんでもアリ”という言葉が印象的。

ウディアレン作品の中でも、マイルドな話な気がする。何が、と言われると困るんだけども。

冒頭からゆる〜い音楽とハキハキした出演者ナレで、そのいかにもウディアレンな感じが久しぶりだったなぁ。

大人な綺麗さと無邪気な可愛らしさが両立したエルファニングと、
長身痩躯で甘い顔のティモシーシャラメ。
それぞれバッチリなキャスティングだった!

ギャツビーていうキャラクター名もいい。

基本的には終始会話で構成されてて、
ところどころの笑いどころが心地良かった。
1h35mという“手軽”な長さで、
ミッドナイトインパリのように、
夢を見ているかの様な少しふわふわした映画だった気がするな。
展開もなかなかテンポ良かったです。

雨の中のニューヨーク。
正直にいうとニューヨークに見えないな笑
ヨーロッパな感じに見えたな。
個人的には雨の中のニューヨークと言われると、あの地下から煙がもくもく登ってて少し霧っぽくなってる街を想像してしまうから。
ちょいちょいフレアで陽の光を感じるから、画が湿っぽくなくていいなと。
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