ぐるぐるシュルツ

レイニーデイ・イン・ニューヨークのぐるぐるシュルツのレビュー・感想・評価

3.9
まるで自分だけに降っているかのような雨。

〜〜〜

梅雨真っ只中、雨煙る東京。雨なんか大嫌いだけど、この映画を観てからは、飲み過ぎて一人で雨に打たれて歩いて帰った時もなんだかレイニーデイ・イン・トーキョーで、チェットベイカーを聴きたい気分。ウディアレン自体色々あったけど、
やっぱり、浪漫がある。憧れちゃう。

題材は、NYの映画社交界とライ麦畑的青年が入り乱れる。
そのまんまウディアレンだけど、若手の俳優たちが新鮮。ティモシー・シャラメが意外とハマり役で、カッコいい。
憧れちゃう。

〜〜〜

NYの奇想天外な一日を終えて、
ギャツビーは、自分の歩む道を、真正面から好きになる。捻くれず、依存しすぎず、ただ自分が好きなことを今一度見つめ直す。